【2025年度完全版】OBS Studioで使用すると便利なプラグインまとめ!【OBS初心者向け使い方講座】

今回は、OBSで使えるプラグインを一挙紹介していきたいと思います。
なお、以下の動画でOBS導入時にダウンロードした方がよいおすすめプラグインを紹介しておりますので、こちらもぜひご参考にしてみてください。
<全て無料!配信者必見!OBS Studioの必須プラグイン13選を紹介します!!>
OBS Studioプラグインの導入方法
OBS Studioにプラグインを導入する際、「インストーラー」が付いているかいないかでインストールの方法は大きく変わります。
インストーラー付き(=pkgやexeなどのファイル形式)であればダウンロードしてインストーラーを起動するだけでインストールが完了するのですが、zipファイルのみの形式の場合は、自力でobs-studioのファイルにダウンロードしたファイルを移動させなければなりません。
映像関連プラグイン
映像上に何かエフェクトを加えたりするプラグインです。
キーボードやマウスを表示:Input Overlay
キーボードやマウスの動きをリアルタイムで画面上にオーバーレイとして表示できるプラグインです。
実況者のキーボードの動きなどを配信場に映し出すことができます。
テキストスライドショー:obs-text-slideshow
1つのソースの中で、スライドショーとして複数のテキストを表示させることができるプラグインです。
同一面積の中で複数の文字情報を表示することができるので、画面面積の節約になります。
対戦スコア表示:VS Scoreboard
eSportsなどの「画面上に対戦スコアを表示しておきたい場合」に使えるスコアボードのプラグインです。
バリエーションも豊富で、気に入る見た目のものを選ぶことができます。
順位表示も行うことができるので、ランキング表示などのオーバーレイとしても活用できます。
ソースの自動スイッチ:Source Switcher
複数のソースを自動でスイッチすることができるプラグインです。
画像と動画を交互にスイッチするなど、異なるソースであっても表示できるのが特徴です。
色味の変更:LUTフィルタパック
映像の色味を変化させることができるLUTフィルタが76個無料配布されています。
グラデーション背景:Gradient
OBSの中にグラデーション背景の色ソースを埋め込むことができるプラグインです。
初期設定でインストールされている「色ソース」は単色の背景しか生成することができないのに対して、こちらのプラグインを使用するとグラデーション背景を生成することができるので便利です。
映像速度の変更:Dynamic Delay
映像をスーパースローにしたり、速度を変更することができるプラグインです。
まるで映画やスポーツ実況のワンシーンのような演出が可能になります。
ぐにゃぐにゃ演出:Time Warp Scan
TikTokで話題になったエフェクト「タイムワープスキャン」を行うことができるプラグインです。
映像をぐにゃぐにゃにすることができるのが特徴です。
モザイク演出:Pixel Art
映像にモザイクをかけてピクセル風にするプラグインです。
ファミコン映像のようなピクセル映像を作り出すことが可能です。
分身演出:Recursion Effect
映像を数秒遅れで複製することが可能になるプラグインです。
まるで自分が影分身しているかのような映像を作り出すことができます。
ソースの一時停止:Freeze
ソースを一時停止させることができるプラグインです。
120種類以上の映像フィルタ:Shaderfilter
120種類以上の映像フィルターを無料で利用可能なプラグインです。
映像表現の幅を大きく広げることができます。
<Shaderfilter>
https://obsproject.com/forum/resources/obs-shaderfilter.1736/
ぼかし演出:Ashmanix blur filter
映像をぼかすことができるプラグインです。
通常のぼかしに追加して、「斜めにぼかす」ことも可能なプラグインになっています。
<Ashmanix Blur Filter>
https://obsproject.com/forum/resources/ashmanix-blur-filter.1742/
ノイズ演出:NOISE
様々なノイズ演出を加えることが出来るプラグインです。
<NOISE Plugin>
https://obsproject.com/forum/resources/noise.1916/
3D効果:3D Effect
ソースに3D効果のフィルターを追加するプラグインです。
ライブ配信の部屋の天井や壁に映像ソースを貼り付けることができます。
<3D Effect>
https://obsproject.com/forum/resources/3d-effect.1692/
レトロな演出:Retro Effects
レトロな雰囲気を演出するエフェクトを豊富に備えたプラグインです。
<OBS Retro Effects>
https://github.com/FiniteSingularity/obs-retro-effects/releases
ソースがゆらゆら:OBS Wiggler
ソースをゆらゆら揺らせる演出ができるかわいいプラグインです。
<OBS Wiggler>
https://drive.google.com/drive/folders/1PK_Lbsd1Mz3OAx-jwQm7F4FyKZ8-8BLt
画像の型抜き:Advanced Masks
画像や映像を簡単に切り抜けるプラグインです。
ハート型や星形など様々なカスタマイズが可能です。
美白フィルター:Deblemish Filter
肌のくすみやシミを自然にカバーし、美白効果を演出するフィルターです。
<Deblemish Filter>
https://obsproject.com/forum/resources/deblemish-filter-script.1558
メディアソースを交互にループ再生:Media Source Switcher
シーン内で複数のメディアソースを順番に切り替えながらループ再生ができます。
<Media Source Switcher>
https://github.com/midnight-studios/obs-lua/blob/main/media-source-switcher.lua
オーバーレイツール:Olay
様々なオーバーレイを追加できるプラグインです。
<Olay>
https://obsproject.com/forum/resources/olay.2113/
音声関連プラグイン
音声にフィルタをかけたり、音声に反応して何かの変化を起こすプラグインです。
エコー・リバーブ:Valhalla Supermassive
無料で使えるエコーやリバーブなどのプラグインです。
様々なプリセットがあるので、初心者でも使いやすいプラグインになっています。
イコライザー:Marvel GEQ
高音や低音を聞き取りやすくする「イコライザー」の無料プラグインです。
こちらもプリセットが充実しているので、変化を実感できると思います。
自動クロスフェード:auto fade
シーンとシーンが切り替わる際に、音声を自動でフェードイン・フェードアウトさせることができるプラグインです。
音量の数値表示:Loudness Dock
YouTube配信など、「音量の限界値」が定められているプラットフォームに対して、超えてはいけない声の大きさを数値で確認できるプラグインです。
音声モニタリング:Audio Monitor
複数のデバイスでOBSの音量をモニタリングできるプラグインです。
視覚的にわかりやすいUIドックで音声モニタリングを行うことができます。
音声に連動した画像表示:Image Reaction
音声ボリュームに応じて特定の画像を表示することができるプラグインです。
音量が閾値を超えた場合に画像A、超えていない場合に画像Bを表示するプラグインです。
ミュート状態をアラート:Muted Notification
特定の音声がミュートになっているが、それに気づかず喋り続けている場合などに、音声アラートでミュートであることを教えてくれるプラグインです。
音量に合わせて画像を拡大・縮小:Scale To Sound
音量の大きさに応じて画像が自動で拡大・縮小させることができます。
<Scale To Sound>
https://obsproject.com/forum/resources/scale-to-sound.1336/
声に合わせて震えるエフェクト:ShaderTastic Filter
画像に揺れ(震え)を加えるエフェクトで、動きにインパクトを与えることができます。
<ShaderTastic Filter>
https://obsproject.com/forum/resources/shadertastic.2114/
シーン切替時のフェード調節:Audio Transition
シーン切替時の音量フェードイン・フェードアウト調節が可能になります。
<Audio Transition>
https://obsproject.com/forum/resources/audio-transition.2117/
自動ミュート機能:Automatic Mute
シーンを切り替えると、自動的にマイクがミュートとなる機能を実装できます。
<Automatic Mute>
https://obsproject.com/forum/resources/automatic-mute.1345/
音声フィルターを一括管理:Bypass Filter
音声フィルターを一括でオン・オフすることができます。
<Bypass Filter>
https://drive.google.com/drive/folders/147GUqGuwRCtrhOsfp83dJEczB84iCUux
便利なドックを追加する
OBSのUIに「ドック」として追加できるプラグインです。
メモ帳:Scene Notes
シーンごとにメモを取るドックを追加することができるプラグインです。
シーン1に表示するめもとシーン2に表示するメモを使い分けることができ、かつテキストサイズや色なども変えることができるのでカンペとしても優秀なプラグインです。
シーンのドック化:Source Dock
好きなシーンをドックとして埋め込むことができるプラグインです。
シーンだけでなく特定のソースも埋め込むことができるので、指定のカメラの映像をずっと確認しておきたい場合などに便利なプラグインです。
マルチビューのドック化:Durchblick
すべてのシーンの状況を確認できる「マルチビュー」を、ドックとしてOBSに埋め込むことができるプラグインです。
埋め込むシーンや表示するシーン数なども自分でコントロールすることができます。
複数プラットフォーム同時配信:multi-RTMP
複数のプラットフォームに同時配信を行うことができるプラグインです。
それぞれの配信ごとに解像度やビットレートなどの設定を個別で行うことができるので、低画質と高画質の組み合わせで配信を行うことができます。
複数メディアソースの時間管理:Media Controls
動画や音楽などのメディアソースの残り時間をドックで管理できるプラグインです。
メディアソースは選択した状態でないと残り時間を管理することができなかったので、動画を多用する方にとっては非常に便利なプラグインです。
カウントダウンタイマーのドック化:Ashmanix Countdown Timer
ドックに埋め込めるカウントダウンタイマーが導入できるプラグインです。
ドック上に表示されるため視認性が高く、直感的に編集できるため時間の管理がしやすくなります。
<Ashmanix Countdown Timer>
https://obsproject.com/forum/resources/ashmanix-countdown-timer.1610/
映像のポン出し:Downstream Keyer
映像のポン出しができるプラグインです。
このプラグインを応用すれば「猫ミーム」のような演出をすることが出来ます。
<Downstream Keyer>
https://obsproject.com/forum/resources/downstream-keyer.1254/
落書きツール:Draw
シーンに書き込みや落書き・塗りつぶしができるプラグインです。
ライブ配信中もリアルタイムで落書きができるので、視聴者とインタラクティブな演出が実現できます。
<Draw>
https://obsproject.com/forum/resources/draw.2081/
配信中のソース編集:Quick Access Utility
配信前にソースをあらかじめ登録しておくことで、配信中でも登録したソースをスムーズに編集することが出来ます。
<Quick Acess Utility>
https://obsproject.com/forum/resources/quick-access-utility-qau.2002/reviews
ドックのレイアウト保存:jrDockie
OBSのレイアウトを保存・呼び出しできるプラグインです。
配信ごとに異なるドックの配置を記憶し、ワンクリックで切り替えることができます。
<jrDockie>
https://obsproject.com/forum/resources/jrdockie-save-and-load-window-and-dock-layouts.1955/
聖書の表示:Bible
聖書の文章を表示することができるプラグインです。
使い所は限られるかもしれませんが、ドックとブラウザソースの組み合わせで表示できるこのようなプラグインパターンは覚えておいて損はないでしょう。
OBSにソースなどを追加する
ソースを追加したり、トランジションを追加したりなど、便利な追加機能を使えるプラグインです。
シーンのトランジションエフェクト:Scene As Transition
シーンをトランジションエフェクトとして使うことができるプラグインです。
シーンに動画やテキストなどの複数のソースを埋め込んでおいて、その合成されたシーンをトランジションエフェクトとして使用できます。
ブラウザソースのトランジション:OBS Blowser Source
上記のプラグインと似ていますが、こちらはブラウザソースをシーントランジションとして使用することができるプラグインです。
様々なエフェクトがセット化:FreeFX
OBSに様々なフィルタやソースを追加することができるプラグインです。
元々、StreamFXというプラグインが持っていた機能ですが、StreaFXの有料化によって使用することができなくなっていたのを無料版として再リリースしたプラグインです。
シーンのフォルダ分け:Scene Tree Folder
シーンを階層的にフォルダ分けすることができるプラグインです。
シーンがたくさんある時に、フォルダにしまうことで見た目を整理することができます。
かわいいネコのアニメーション:Bongos Cat
よくネットで見かける猫を配信画面上に表示することができるプラグインです。
プラグインはインストーラーがついていないので、インストール手順に注意しましょう。
URLをQR化して表示:QR Code Source
ライブ配信画面上にURLをQR化して表示することが出来ます。
<QR Code Source>
https://obsproject.com/forum/resources/qr-code-source.1100/
自動化プラグイン:Advanced Scene Switcher
Advandced Scene Switcherは、様々な事をトリガーとしてシーンスイッチのマクロを組むことができるプラグインです。
例えばこんなことができます。
好きなシーンの組み合わせを自動でループさせる
マイクの音量が基準値を超えた場合に自動的にシーンを切り替える
指定した日時になったら自動的にシーンを切り替える
好きな動画を再生した後に自動的にシーンを切り替える
これらのように、様々な出来事をきっかけとして自動的にシーンを切り替えることができる便利なプラグインです。
動画でも取り扱っておりますので、ぜひご参考にしていただければと思います。
その他
他にも様々なプラグインがあります。
おしゃれなトランジションエフェクト:Move Transition
トランジションエフェクトとして、おしゃれな動きでシーンを切り替えることができるプラグインです。
切替前のシーンと切替後のシーンに同一ソースが使用されている場合、ソースが画面外にアウトすることなく動いてシーンが切り替わるアニメーション風プラグインです。
OBSテーマ変更:Kawaii Edition
OBSは見た目のテーマを変更することができます。
こちらのプラグインをインストールすると、ピンク色の外観にOBSを変化させることができます。
ソースの個別録画:Source Record
ソースを個別に録画することができるプラグインです。
配信上ではテキスト込みで配信し、録画はゲーム映像だけ必要な場合などに使うことができます。
自動バックアップ:Scene Collection Manager
シーンコレクションなどについて、自動でバックアップを取ることができるプラグインです。
スクリーンショットを自動取り込み:Scrab
取得したスクリーンショットが自動的に配信画面に取り込まれます。
常に最新のスクリーンショットに自動更新されるため、手動で差し替える必要がありません。
<Scrab>
https://obsproject.com/forum/resources/scrab.845/
自動で同時起動:Autostarter
OBSを起動すると、他のアプリケーションも自動で同時に立ち上る便利な機能を追加できます。
<Autostarter>
https://obsproject.com/forum/resources/autostarter.2083/
ブラウザソースの自動再読み込み:Browser Auto Refresh
ブラウザソースのページを自動で再読み込みしてくれるプラグインです。
<Browser Auto Refresh>
https://obsproject.com/forum/resources/xobsbrowserautorefresh-timed-automatic-browser-source-refreshing.1677/
フレームドロップを自動検知:Dropped Frame Alert
配信中のフレームドロップを自動で検知し、即座に通知してくれる便利なアラートツールです。
<Dropped Frame Alert>
https://obsproject.com/forum/resources/dropped-frame-alarm.675/
複数ソースを同時に管理:Dynamic Source Grid
複数のソースの大きさやレイアウトを同時に変更、管理することができます。
<Dynamic Source Grid>
https://obsproject.com/forum/resources/dynamic-source-grid-organizer.2057/
まとめ
当サイトでは、他にもOBSの使い方に関する様々な記事を公開しております。
OBSの使い方に関する基本的な記事は、以下でまとめておりますのでこちらもぜひ参考にしてみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。