【2024年最新】OBSからYouTubeへ「縦型ライブ配信」する方法と注意点【OBS初心者向け使い方講座】

最近、「YouTubeで縦型ライブ配信するとショートフィードに掲載されるらしい」とかなり噂になっています。

YouTubeもショート動画やライブ配信の両方のインプレッション向上、回遊に力を入れていそうですね。

当記事では、「OBSからYouTubeに縦型ライブ配信をする方法」と、「縦型ライブ配信をする際に気をつけなければならないこと」について紹介していきたいと思います。

OBSからYouTubeに縦型ライブ配信をする方法

通常のYouTube配信の方法は、「YouTubeスタジオのライブ配信開始部分から、ストリームキーを取得してOBSに貼り付ける」方法です。

まだライブ配信を行った事がないという方は、以下の記事を参考にしてみてください。

【2024年最新/初心者向け】OBSからYouTubeへの配信方法や最適な設定は?

無料のライブ配信・録画ソフトとして知られている「OBS Studio」。 今回は、OBSから「YouTube」へ配信したい場合の接続方法、設定方法について紹介していきます。 なお、…

この画角を「縦長」に変更する必要があるので、変更を行なっていきます。

OBS右下の「設定」から、「映像」を選択しましょう。

「映像」項目の中にある、「基本解像度」と「出力解像度」を「1080×1920」に変更します。

この数値は環境に応じて、「1280×720」など、スペックと相談して落としましょう。「9:16」の比率になっていれば大丈夫です。

このように数値を変更すると、縦長の画角に変更する事ができます。

縦型ライブ配信をする際に気をつけなければならないこと

スマートフォンから縦型のライブ配信を閲覧するときに、「見切れてしまう」事があります。

使っているスマホの種類によって、縦長のサイズが異なるため、このような事が起こります。

この現象に対して対策ができる「セーフエリアの描画」という機能を使ってみましょう。

OBS右下の「設定」から「一般」を選択します。

項目の中にある「プレビュー」から、「セーフエリアを描画する」という部分にチェックボックスを入れてみましょう。

そうすると、縦長の配信画面の中に「白線」が表示されるようになりました。

この白線が「閲覧環境によって異なるエリア」を示してくれており、「どの環境から見ても必ず表示される安全圏」は、「一番真ん中のエリア」となります。

見切れては困るような画像やテキストなどは、この範囲に収めるようにすると安心です。

このようにして、安全な画角でライブ配信を行う事ができます。

縦型ライブ配信はすべき?という話もコラムとして置いておきます。

YouTubeの縦型配信はすべき?現状の考察と基本情報

最近YouTubeでの縦型配信が非常に話題になっていますが、縦型配信についての正しい知識や考察について一度まとめていきたいと思います。 なお、今回紹介している内容は、…

縦型ライブ配信をショートフィードに載せるための方法

「スケジュール配信」は縦型ショートフィードに乗らない

YouTube公式が出しているヘルプによると、

「スケジュール設定されたライブ配信やプレミア公開は、縦型ライブ配信フィードには表示されません。」

と記載があります。

<YouTube公式ヘルプ>

従って、縦型ライブ配信でショートフィードに掲載するためには「スケジュール配信」ではなく「エンコーダ配信」で行う必要があります。

しかし、「エンコーダ配信」の場合は、「ライブ配信が途中で切断されてしまった際に、同一URLで配信に戻ることができない」という点にも注意をしましょう。

YouTubeスタジオの「言語設定」で日本語を選択しよう

YouTube Studio内の設定から、「ライブ配信の言語」を設定しましょう。

ここの部分が空白だと、設定不十分として縦型ライブ配信がショートフィードに掲載されないケースが報告されています。

これらのことに注意をして、ライブ配信で効率的に視聴者を獲得していきましょう。

まとめ

以上、OBSからYouTubeに「縦型配信」する方法について紹介させていただきました。

当サイトでは、他にもOBSの使い方に関する様々な記事を公開しております。

OBSからYouTubeへコメントを表示する設定などは、以下の記事で公開しておりますので、良ければ参考にしてみてください。

OBSにYouTubeなどの配信コメントを表示するおすすめ方法まとめ

今回は、OBS配信を行う際にコメントを表示する方法について紹介させていただきたいと思います。 コメントは配信画面上でも個性を出すことができる振り幅の大きいデザイン…

最後までお読みいただき、ありがとうございました。