YouTubeの縦型配信はすべき?現状の考察と基本情報
最近YouTubeでの縦型配信が非常に話題になっていますが、縦型配信についての正しい知識や考察について一度まとめていきたいと思います。
なお、今回紹介している内容は、以下の動画でも説明しておりますので良ければ参考にしてみてください。
<OBSからYouTube縦型配信についての基本情報・見解と分析>
YouTube縦型配信に関する基本情報
巷で騒がれていることらに縦型配信ですが、実は数年前から既に実装自体はされています。
マックスむらいさんをはじめとした何名かのクリエイターは、既に2021年ごろから縦型ライブ配信のテストを行なっていました。
そんな数年前から実装されている機能ですが、「ライブ配信をするとショートフィードに乗る(=ショート動画群の中にライブ配信が混ざり、視聴者に見つけてもらいやすい状態になる)というアルゴリズムが最近になってVTuberの中で注目され始めたのです。
日本では2023年の11月からTwitter(X)を中心に話題となっていますが、海外では2023年の8月ごろから縦型配信の解説動画もYouTube上でアップロードされ始めるなど、海外でも2023年に注目されていました。
縦型配信自体は「一般的」
スマホでのライブ配信アプリが普及したことによって、縦型ライブ配信は一般的になりました。
17LIVE/IRIAM/SHOWROOM V/Reality・・・
特に新型コロナウイルスの影響で自宅待機を余儀なくされていた時代には、これらのライブ配信アプリは爆発的に人気になりました。
ユーザーも自宅から縦型でライブ配信を視聴するという体験に慣れ、縦型ライブ配信自体は一般的になりました。
YouTube縦型ライブ配信の仕様
YouTubeヘルプの情報を参照すると、「スケジュール設定されたライブ配信やプレミア公開は、縦型ライブ配信フィードには表示されません。」と書かれています。
しかし実際には、Twitter(X)上では「スケジュール配信で枠を立てて配信している配信者」も「ショートフィードにライブ配信が載っている」といいます。
ここら辺はまだ正確に整備されていない可能性はあります。
YouTubeショートは、いわゆる「通常の横型動画」とはプロダクトの性質が異なります。
ショートフィードはそのアカウントにおける過去のショート動画の実績によって得点化され、「過去にショート動画がバズっていたらい、平均再生数や完全視聴率が多いコンテンツを持つアカウント」は「ライブ配信においても、ショートフィードに掲載されやすい」という傾向もあります。
また、ショートフィードはそのプロダクト仕様上、言語設定のアルゴリズムが通常動画よりも弱く、海外の人に見られやすいという傾向があります。
派生して、 Nワード(差別用語)をコメント欄に書き、そのコメントを意味が分からず読み上げた配信者を晒す、などの悪質なトラブルもあるようです。
また、少し高評価ボタンなどがわかりにくい仕様もあります。
動画の右上にあるメニュー アイコン ・・・ をタップすると、次のような、ライブ配信で使用できるのその他のオプションを確認できます。逆に言えば、3点リーダーをタップしなければこれらの情報は表示されません。
- 高評価、低評価
- チャット フィルタをオンにする
- このチャンネルをおすすめしない
このような形で、「初めて縦型配信に触れるユーザー」にとっては少し困惑の声も見られます。
しかしながら、アルゴリズム上「優遇されている」という現在の状況を加味すると、チャレンジしない手は無いでしょう。
まとめ
YouTube縦型配信は非常に可能性のあるコンテンツです。
正確な情報を理解して、自分のアカウントの育成に役立てましょう。
当サイトでは、ライブ配信ソフト「OBS」に関する様々な情報を記事として発信しています。
縦型配信を行う方法や注意点なども以下の記事で公開しておりますので、こちらも参考にしてみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。