【2024年度最新】OBS Studio Ver 30.2正式リリース!注目の新機能「Hybrid MP4」「Enhanced BraodCasting」に加えUI変更など盛りだくさん!
2024年7月12日、オープンソースのライブ配信・録画ソフト「OBS Studio」のバージョン30.2が正式リリースされました。
公式リリースノートを見ながら、注目の機能や変更点について見ていきたいと思います。
なお、紹介している内容は、以下の動画でも解説しておりますので良ければ参考にしてみてください。
<【2024年度最新】OBS Studio Ver 30.2正式リリース!注目の新機能「Hybrid MP4」「Enhanced BraodCasting」に加えUI変更など盛りだくさん!>
「Hybrid MP4」が登場!録画ファイルにチャプターマーカーの挿入が可能に!
OBS Studio 30.2では、新たな録画フォーマットが追加されました。
「Hybrid MP4」を選択すると、OBSでの録画時に「チャプターマーカー」という、動画編集をする際に編集ソフトで確認できる「点(マーカー)」を付与することができます。
「ホットキー」から、「チャプターマーカーを追加」という部分に任意のキーを割り当てると、録画ファイルにチャプターマーカーが付与されます。
チャプターマーカー自体は録画ファイルを見ても「目にみえる」ものではありませんが、録画ファイルを動画編集ソフトへとインポートした際にマーカーとして登場します。
Hybrid MP4自体も「損傷に強い」と表記があるので、録画形式としてベータ版から本リリースされればかなり活用価値があると想定されます。
Twitch配信で「Enhanced BroadCast」が可能に!マルチトラックで最適な画質を視聴者へ
Twitchへと配信を行う際、自動的に画質を変化させる「Enhanced Broadcasting」が可能になりました。
OBSの配信からTwitchを選択すると、下部に「マルチトラックビデオ」という項目が出現しているのがわかります。
ここで「Enhanced Broadcastingを有効にする」にチェックを入れ、「最大ビデオトラック数」を選ぶと、ビデオトラックに合わせた種類の画質の配信が自動選択されるようになります。
例えば、ビデオトラック数が「3」の場合は、帯域に合わせて自動的に「Low/Middle/High」の画質が視聴者に届けられるようになります。
音声ミキサーや「テーマ」の外観が変化!
一部のUIも変化しました。
音声ミキサーの三点リーダーやミュートボタンの位置が右から左に変化しました。
OBS右下の「設定」部分のメニューに「外観」がが追加されています。
ここで、OBS Studio全体の色味のスタイルを変えることができます。変更自体は以前のバージョンからできましたが、「外観」という項目が独立しました。
配信エンコーダ設定が変わっていないか注意しよう!
OBS Studioをアップデートした際は、必ず「配信設定」がリセットされていないかを注意しましょう。
事前にバックアップを取得することもおすすめです。
まとめ
以上、OBS Studio 30.2の目立ったアップデートについて紹介させていただきました。
ダウングレードをしたい場合は以下の記事を参考にしてみてください。
当サイトでは、他にもOBSの使い方に関する様々な記事を公開しております。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。