OBSで配信が重い時にできるだけ配信を軽くする10個の方法
OBS配信をしていると必ずと言って良いほどぶち当たる課題は「配信が重い・・・」というもの。
視聴していてカクカクする、自分ではちゃんと見れているけれど、視聴者からのコメントで配信が重いと言われている。
そんな時にどうやったら配信を軽くできるのか、またそもそも負荷を減らした状態で配信するにはどのようにしたら良いのかを解説していきたいと思います。
OBSで配信を軽くすることは、パソコンの負荷を減らし、配信の品質を向上させるために重要です。以下は、初心者向けに配信を軽くするための方法です。
なお、この記事で解説している内容は、以下の動画でも紹介しておりますので参考にして見てください。
<OBSが重い・調子が悪い時はまずこれを見て!!「トラブルシューティングの基本」>
1. OBS負荷を減らすための手段:解像度とフレームレートの調整
高い解像度やフレームレートは負荷が高くなります。設定を下げると配信が軽くなります。
・「設定」 > 「映像」 > 解像度とフレームレートを適切な値に設定。
2. OBS負荷を減らすための手段:ビットレートの調整
配信のビットレートもパソコンの負荷に影響します。必要以上に高く設定しないようにしましょう。
・「設定」 > 「出力」 > 「映像ビットレート」を調整。
3. OBS負荷を減らすための手段:エンコーダの選択
エンコーダは、映像を処理する方法を決定します。グラフィックカードが新しい場合、ハードウェアエンコーダを選ぶと軽くなることがあります。
・「設定」 > 「出力」 > 「映像エンコーダ」を選択。
4. OBS負荷を減らすための手段:不要なソースの削除
使わないソースやシーンは削除すると、負荷を軽減できます。
5. OBS負荷を減らすための手段:不要なアプリケーションの終了
配信中に不要なアプリケーションは終了し、パソコンのリソースを節約しましょう。
6. OBS負荷を減らすための手段:ウィンドウキャプチャの代わりにゲームキャプチャ
ウィンドウキャプチャの代わりにゲームキャプチャを使用すると軽くなることがあります。
一方でゲームキャプチャだと正常にキャプチャできないゲームもありますので、キャプチャが可能な場合は負荷を比較してみると良いでしょう。
7. OBS負荷を減らすための手段:パソコンのパフォーマンス設定
高パフォーマンスの電源プランを選ぶ、不要な起動プログラムを無効にするなど、パソコン自体の設定も見直しましょう。
8. OBS負荷を減らすための手段:最新に近いバージョンの使用
OBSの最新バージョンには、パフォーマンスの改善がされている場合があります。
最新バージョンを使用するとプラグインが対応していなかったり、バグが残存していることがあるので怖いという方も多いと思いますが、例えばVer.29がリリースされているのにVer.27を使い続けるなど、明らかに古いバージョンを使っている場合はアップデートを検討するようにしましょう。
9. OBS負荷を減らすための手段:プラグインや拡張機能の最適化
使っているプラグインが重くなる原因になることがあるので、必要なものだけを使うようにしましょう。
10. OBS負荷を減らすための手段:インターネット接続の最適化
有線接続の使用や、他のデバイスでの重いダウンロードを避けるなど、インターネット接続も考慮するとよいでしょう。
これらの設定を調整することで、OBSでの配信を軽くし、視聴者にとっても快適な視聴体験を提供できます。
最初は少しずつ変更し、配信の品質とパフォーマンスのバランスを見つけるとよいでしょう。
また、配信の負荷がどのくらいかかっているのかを確認する「統計」については、こちらの記事で紹介しておりますので良ければ参考にして見てください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。