OBSで音声ビットレートは160ではダメ?128にしないと危険かも!【OBS初心者向け使い方講座】

音声ビットレートに関する説明を初心者向けに詳しく丁寧に解説します。

「ビットレート」と言う言葉は何となく聞いたことがあると思いますが、「音声ビットレート」を調節する機会はOBSユーザーでもそこまで多くないのではないでしょうか。

今回説明している内容は、以下の動画でも紹介しておりますので良ければ参考にして見てください。

<初期設定だと危険!OBSの「音声ビットレート」を変更しよう【OBS初心者向け使い方動画】>


OBSの音声ビットレートについて

音声ビットレート設定ウィ考える前に、そもそも「ビットレート」とは何なのでしょうか?

1. ビットレートとは?

ビットレートは、音声や映像のデータ量を時間あたりのビット数で表したものです。

具体的には、1秒あたりにいくつのデータが伝送・処理されるかを示します。音声ビットレートは音声の品質に直接関係し、ビットレートが高いほど、音質が向上することが一般的です。

普段「ビットレート」を調節する際は、主に「映像ビットレート」を調節していることがほとんどだと思います。

「音声ビットレート」はなかなか目を向ける機会がないですよね。

音声ビットレートは、OBSの設定「出力」から変更することができます。

2. なぜYouTube配信では128kbpsが推奨されるのか?

a. YouTubeの推奨設定: YouTubeはライブ配信における音声ビットレートとして128kbpsを推奨しています。これは、大多数の視聴者にとって十分な音質を保ちつつ、データ通信量を抑えるためのバランスをとった結果です。

b. データ通信量の節約: 配信の際、音声だけでなく映像のデータも大量に送信されるため、全体の通信量を抑えることが重要です。128kbpsであれば、十分な音質を保ちつつ、データ通信量も節約できます。

c. 広く受け入れられる設定: 128kbpsは、多くのオーディオストリーミングサービスで使用される標準的なビットレートです。これにより、多くのリスナーが快適に配信を視聴することができます。

3. では、160kbpsと128kbpsの音質の違いは?

160kbpsの方が理論上は高音質ですが、実際のところ、多くの人にはこの2つの音質の違いを区別するのは難しいでしょう。

しかし、配信やネットワークの状況によっては、160kbpsよりも128kbpsの方が安定して配信できる場合があります。

4. 最終的な判断は?

結果として、128と160ではどちらを選択するべきなのでしょうか。

OBSの初期設定では160kbpsになっていますが、YouTube配信を行う場合、推奨される設定を参考に128kbpsに設定することをおすすめします。

ただし、自分の配信環境や視聴者の反応に応じて調整することも重要です。

まとめ

以上、音声ビットレートについてのお話でした。


音声ビットレートの設定は、配信の品質と安定性を左右する要素の1つです。

適切な設定を選ぶことで、より多くの視聴者に快適に視聴してもらえる配信を実現できます。

当サイトでは、他にも様々なOBSの使い方、豆知識を紹介しています。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。