OBSの「3バンドイコライザー」の使い方【OBS初心者向け使い方講座】
今回は、OBS29から搭載された音声フィルタ「3バンドイコライザー」について説明していきたいと思います。
「3バンドイコライザー」は、音声の特定の周波数帯域を強調、または減衰させることで、音質を調整するためのツールです。
OBSでの「3バンドイコライザー」は、低域(Low)、中域(Mid)、高域(High)の3つの帯域を持っており、それぞれの帯域を個別に調整することができます。
以下は、OBSの「3バンドイコライザー」の使い方についての説明です。
なお、こちらの記事で紹介している内容は、以下の動画でも紹介しておりますのでぜひ参考にしてみてください。
<OBS Studio Ver 29で追加された音声フィルタ「Upward Compressor」「3 band equalizer」の使い方解説!【OBS初心者向け使い方動画】>
OBSの3バンドイコライザーの使い方
以下の手順に従って、イコライザーを追加していきます。
ちなみに、音声フィルタを複数使用する場合、順番も大事になってきますので、複数使用するという場合は以下の記事を参考にしてみてください。
- イコライザーの追加:
- OBSを開き、音声ソースを選択します。
- ソースを右クリックして「フィルタ」を選択します。
- フィルタメニューから「3バンドイコライザー」を選択。

- 各バンドの調整:
- 低域 (Low): この領域は、ベース音や低音部分に影響します。値を上げると低音が増強され、下げると低音が減少します。
- 中域 (Mid): この領域は、人の声や楽器の中心的な音域に影響します。クリアな音を得るために調整することが多いです。
- 高域 (High): この領域は、シンバルや高音部分に影響します。高音の明瞭性を調整するために使用します。
- 調整のヒント:
- 一度に大きな変更を加えず、少しずつ調整して理想の音質を見つけるようにしましょう。
- 適切なイコライザーの設定は、音声の種類や内容によって異なるので、都度調整が必要です。
- テストと調整: 設定後、音声を再生して確認します。必要に応じてイコライザーの設定を微調整して、最適な音質を追求します。
まとめ
以上、OBS Ver 29で新しく追加された音声フィルタ「3バンドイコライザー」についての説明でした。
イコライザーは音質を大きく変化させることができるので、適切な調整が非常に重要です。
慎重に、そして何度もテストを行いながら、最も自分の望む音質に近づけるように努めましょう。
他にも、同時期に追加された「アップワードコンプレッサー」についての記事はこちらで紹介しておりますので、良ければ参考にしてみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。