OBSの「キーフレーム間隔」「FPS」の設定がよくわからない人へ、一度は全員見てほしい解説!キーフレームを最適化する神設定「Lookahead」も紹介!
OBSのエンコーダ設定項目にある「キーフレーム」や、映像設定項目にある「FPS」。
「なんだかよくわからないけれど、とりあえずFPS30、キーフレーム間隔を2sに設定している」という方も多いと思います。
今回は、そんなFPSやキーフレーム間隔について理解を深めていきたいと思います。
なお、本日紹介している内容は、以下の動画でも確認することができますので良ければ参考にしてみてください。
OBSの「キーフレーム間隔」「FPS」の設定がよくわからない人へ、一度は全員見てほしい解説動画!キーフレームを最適化する神設定「Lookahead」も紹介!
OBSの「FPS」「キーフレーム間隔」って何?
「FPS」「キーフレーム間隔」とは一体何を指しているのでしょうか?
FPS
FPSとは「Frame Per Second」の略で、「1秒間あたりに作成され配信される画像フレーム数」のことを指しています。
このFPSが30であれば1秒間に30枚の画像フレームが、60であれば1秒間に60の画像フレームが生成されることを意味しているため、数字が大きい方が映像が滑らかになります。
FPSを60以上にするには、「FPS共通値」から「FPS整数値」もしくは「FPS分数値」へと変更してあげると可能になります。
キーフレーム間隔
キーフレーム間隔とは、キーフレームが差し込まれる時間間隔を指しています。
OBSの場合は、キーフレーム間隔は「秒数指定」により定められています。
キーフレーム間隔が「2s」であれば「2秒に1回」キーフレームを挿入することになります。
この数値はFPSと関連性があり、FPSが30でキーフレーム間隔が2sの場合は「60フレームに1回」の間隔でキーフレームが挿入されることになり、
FPSが60でキーフレーム間隔が2sの場合は「120フレームに1回」の間隔でキーフレームが挿入されることになります。
OBSでキーフレームを最適化する「Look-ahead」機能とは?
OBSの出力から配信設定、エンコーダのビットレートやキーフレームなどを指定する部分の下に「Look-ahead」と表示されているチェックボックスがあります。
これは「NVIDIA NVENC H.264」などのハードウェアエンコーダを使用している場合に表示されるチェックボックスですが、どのような意味があるのでしょうか。
説明にはこう書かれています。
「動的フレームを有効にします。無効にすると、エンコーダは常に「最大Bフレーム」設定で指定されたBフレームを使用します。有効にした場合、GPU使用率の増加を犠牲にして、最大数まで、必要な分だけ多くのBフレームを使用することで視覚的品質を向上させます。」
キーフレームは、完全な情報を持つフレームになります。
このキーフレームの挿入回数路を、「2s」に固定した場合は「必ず2sごとに」キーフレームが挿入される形になりますが、Look-ahead機能を有効にすることにより、必要な場面で自動的にキーフレームが適応されるようになります。
ここの機能に関しては「GPUへの負荷がかかるので、チェックボックスを入れるべきではない」などの議論もありますが、「最適化」という一点のみに目を向けてあげると、入れておいた方が良いチェックボックスになります。
まとめ
以上、OBSのキーフレーム間隔やLookaheadの設定について説明させていただきました。
当サイトでは、他にもOBSの使い方やプラグインの紹介などを中心に、様々な記事を公開しております。
OBS配信におけるプラットフォーム別の推奨設定なども、以下の記事でまとめておりますので良ければ参考にしてみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。