【2023年度最新】OBS Studio Ver30.0正式リリース!注目の新機能を使いこなそう!【OBS初心者向け使い方講座】

皆さんこんにちは、ひとみマンです。

いよいよ待望のOBS Studio Ver 30.0がリリースされました。

その注目の機能や変更点について見ていきたいと思います。

なお、本日紹介している内容は、以下の動画でも確認することができますので良ければ参考にしてみてください。

【最新版リリース】OBS Studio30.0公式リリース!注目の新機能がたくさんあるぞ!!【OBS初心者向け使い方講座】

ついに来た!縦長「フルハイトドック」の追加

OBS Studioにおける「ドック」は、上下の2列に分かれていました。

これにより、上段と下段にそれぞれドックを配置していたのですが、「ソースが多すぎる場合」など、「上下段を分けずに縦長で一直線にドックを配置したい場合」であっても、上下段のどちらかにドックを配置せざるを得ない状況になっていました。

今回追加された「フルハイトドック」では、上下段を貫通してドックを配置することができます。

ツールバーの「ドック」から「フルハイトドック」にチェックボックスを入れましょう。

フルハイトドックが適応されている状態だと、下図左端「シーン」のように、上下段を貫通してドックを縦長に配置することができます。

セーフモードの追加

OBSがクラッシュしたり予期せぬ理由で修正した際、次回起動時に「セーフモード」を推薦するポップアップが表示されるようになりました。

セーフモードで起動すると、いつもは表示されるインストール済みのツールなどが表示されなくなっています。

セーフモードについての負荷検証はベータ版の際に以下の動画で行っておりますが、CPU使用率が大きく削減されることが実証されています。

【2023年最新】OBS Ver 30で「セーフモード」が追加!切り替えるだけでCPU使用率が超絶低下!?【OBS Studio初心者向け使い方動画】

セーフモードはクラッシュしていない場合でも、能動的に呼び出すことができます。

ツールバーの「ヘルプ」から「セーフモードで再起動」にチェックボックスを入れると、セーフモードでOBSを起動し直すことができます。

プラグインを入れすぎていてクラッシュ原因がわからない場合など、一旦すっきりした状態で配信したい場合におすすめの機能です。

YouTubeライブのコントロールパネルが登場

OBSとYouTubeはこれまでも優れた互換性がありました。

ブラウザを開かなくても、OBS上の操作だけでYouTubeアカウントと連携し配信タイトルやサムネイルの設定・配信することができるなど、便利な状態ではありました。

今回はそこに加えた新たに「コントロールパネル」が出現しました。

右端に「YouTube Live Control Panel」が出現します。

YouTubeへのアカウント接続が完了すると右端に出てくるドックで、このドック上で配信の数値管理などを行うことができます。

具体的には同時視聴者数、チャット率、視聴回数を確認することができます。

macOSの画面キャプチャループが改善

macOSのソース「macOSスクリーンキャプチャ」内にOBSウインドウをキャプチャから非表示にするチェックボックスが追加されました。

これにより、画面キャプチャのループを回避することがようやく可能になりました。

ステータスバーが見やすく

OBS右下にある、配信中の数値状況を確認できる「ステータスバー」が見やすくなりました。

ビットレートと電波状況が視覚的に見やすくなるのはうれしいですね。

その他のOBS Ver30.0 変更点など

・オーディオ/ビデオエンコーダのドロップダウンが名前順にソートされるようになりました。

・macOSスクリーンキャプチャにおけるアプリケーションリストが、名前順にソートされるようになりました。

・フィルタをドラッグ&ドロップで動かすことが可能にになりました。

・スタジオモード内でシーンを切り替えた時にログが残るようになりました。

・Windowsの「映像キャプチャデバイス」ソースにおいて、オーディオソースが指定されていない場合に「音声ミキサー」に表示されない仕様に変更しました。

・テキストソース(Free Type2)の設定画面が改善しました

・macOSスクリーンキャプチャにおいて、止まってしまったキャプチャを「再度アクティブにする」ボタンが追加されました

・ダウンストリームキーなどの特定プラグインを使用している際、仮想カメラの出力を改善しました

30.0 Bug Fixesなど

バグに関してもいくつかの修正が来ていますね。

・タッチポータルを使用してOBSをコントロールしている際にクラッシュする事象を改善しました。

・自動構成ウィザードにおけるクラッシュを修正しました。

・高速でシーンを切り替えるとクラッシュする事象を修正しました。

・旧AMDエンコーダプラグインを除外しました。

・プラグインが最新状態に対応していないくても、旧プラグインを新OBSで使用することが可能になりました

・NVENCのVBRモードにおいて、最大ビットレートが機能していない問題を解決しました

まとめ

以上、OBS Studio Ver30.0についてまとめさせていただきました。

様々な機能が追加されているので、バグ状況を見ながらぜひ使ってみてください。

もしリリース直後でバグが顕著な場合には、ダウングレードを行うことも可能ですので以下の記事を参考にダウングレードしてみてください。

【2023年最新】 OBSが最新版だと使いづらい・・・そんな時に使える「OBS Studioのダウングレード方法」は?

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。