OBS Studioで過去に戻ってリプレイ表示ができる機能「リプレイバッファ」の仕組みと使い方

「リプレイバッファ」はOBSに搭載されている非常に便利な機能で、特定の瞬間を逃さずに録画するためのものです。

似たような機能は、ゲームコンソールなどでも「インスタントリプレイ」として使われていることがあります。

リプレイやダイジェストを流す方法は、以下の動画でも紹介しておりますので良ければ参考にしてみてください。

<ライブ配信を1ランク上の演出へ!OBSで「リプレイ」や「ダイジェスト」を流す便利な方法!!!>

リプレイバッファとは

リプレイバッファを有効にすると、OBSはバックグラウンドで継続的に録画を行い、指定した時間分(例えば、最後の5分間)の映像をメモリ上に保持します。
また特定のボタンを押すことで、その直前の一定時間分の映像をファイルとして保存することができます。

例えば、ゲームをプレイ中に素晴らしいプレイを行った瞬間や、配信中に面白い出来事が突如として起きた際に、その場面をすぐにキャッチして録画したい場合に非常に役立ちます。

    リプレイバッファの設定方法

    OBSを開き、「設定」メニューをクリックし、「出力」タブに進む。
    「リプレイバッファ」タブをクリックし、リプレイバッファを有効にする。

    「最大リプレイ時間」の部分に、保存したい映像の秒数を入力します(例: 300秒なら5分間の映像を保持)。

    「設定」の「ホットキー」タブに移動し、リプレイバッファの保存に使うキーを設定します。

    以上がリプレイバッファの基本的な使い方となります。これにより、予期せずに起きた驚きの瞬間や重要なシーンを後から簡単に保存することができます。

    特にゲーム配信などで突発的な出来事が頻発する場面では、この機能が非常に役立つでしょう。

    最後までお読みいただき、ありがとうございました。