OBS Studio Ver 30.1正式リリース!注目の新機能や注意点、バグ修正状況などまとめ!
2024年3月13日、OBS StudioのVer30.1が正式リリースされました。
本記事では、主なアップデート内容について紹介していきたいと思います。
<OBS Studio Ver 30.1正式リリース!注目の新機能や注意点、バグ修正状況などまとめ!>
OBS Studio Ver30.1 ダウンロードURL
OBS Studio Ver 30.1は以下のURLからダウンロードすることができます。
<ダウンロードURL>
URL中盤の「Assets」から自分のOSにあったバージョンをダウンロードしましょう。
OBS Studio 30.1の主な変更点・新機能
ウインドウキャプチャ・ゲームキャプチャで音声の取得が可能に
これまでウインドウキャプチャやゲームキャプチャといったソースでは、音声をソース内で取得することができませんでした。
しかし今回のアップデートにより、ソースから直接「音声をキャプチャ」という項目にチェックボックスを入れることで音声が取得できるようになりました。
ただし、このアップデートに伴って「音声が二重に聞こえる」などのトラブルは増加するものと思われます。
なぜかと言えば、このウインドウキャプチャやゲームキャプチャで音声を取得する場合は「デスクトップ音声」をオフにしておかないと音声が二重に聞こえてしまうため、注意が必要です。
画像スライドショーの改善
画像スライドショーとは、複数の画像をスライドショー形式で自動表示することができるソースです。
これまでの画像スライドショーソースでは、画像ソースの参照先となるディレクトリが空の場合にクラッシュしたり、複数の画像をスライドショーに設定しているのに、一部の画像がスライドショーの中に表示されないという問題が残存していました。
今回のアップデートにより、その問題が解決されました。
録画のプリセットフォーマットをmkvからFragmented MP4へ変更
初期設定で録画されたファイルの拡張子が変更されました。
これまでは、mkvファイルをmp4ファイルに変換する際には「再多重化」という処理を行わなければならず、一手間加えるのが面倒でした。
録画フォーマットをmp4へと変更すれば済む話でしたが、その項目にそもそも気がついていないというユーザーも多かったため、mkvファイルがOBSの代名詞となっていました。
今回のアップデートでは録画ファイルのプリセットがmkvからFragmented mp4へと変化したため、再多重化を行わずとも通常のメディアプレイヤーで再生できる形式で録画ファイルを保存することができるようになりました。
macOSの仮想カメラ起動に伴うCPU使用率を低下
macユーザーの方にとっては嬉しい情報で、仮想カメラの出力にかかるCPU使用率が低下しました。
仮想カメラを使用してZoomウェビナーなどを行っている場合は、負担が軽減されます。
OBS Studioを30から以前のバージョンにダウングレードしたい場合
とりあえず最新版のOBSを使ってみたかったのでダウンロードしたけど、やっぱり前のバージョンに戻したいという場合は以下の方法でダウングレードできます。
【2023年度最新】OBS Ver 30 → 29へのダウングレード方法や注意点などまとめ【OBS初心者向け使い方講座】
まとめ
以上、OBS Studio Ver 30.1について紹介させていただきました。
当サイトでは、他にもOBSの使い方に関するさまざまな記事を公開しております。
OBS Studioの基本的な使い方は、以下の記事で紹介しておりますので良ければ参考にしてみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
コマンドも解説!OBSでコメントを読み上げる「棒読みちゃん」の使い方