日本一わかりやすいPRISM Live Studio初心者向け使い方講座!これ一本で配信をスタート!【Prism Live Studio】
今回は、macOS版のPRISM Live Studioがリリースされたので、その使い方を紹介していきたいと思います。
PRISM Lensなどの一部機能についてはまだ実装されていないのですが、待望のmacOS版リリースということで嬉しいですね。
まずはダウンロード方法から見ていきたいと思います。
Prism Live Studioのダウンロード方法
macOS版Prism Live Studioは、以下のリンクからダウンロードを行うことができます。
待望のmacOS版ダウンロードです。
ダウンロードが完了したらインストーラを起動し、以下のようにPRISMLiveStudioをApplicationsに移動させます。
PRISM Live Studioへのログイン
ダウンロードすると、まずログインを求められます。
Googleアカウントでログインをするケースで進めてみましょう。
ログインするとこんな感じの画面になります。最初のポップアップはCloseしましょう。
続いて画面構成を見ていきます。
PRISM Live Studioの画面構成
PRISM Live Studioを起動すると、OBSに似たようなUIが現れます。
①シーン作成のエリアです。
シーンとは画面上部の黒い部分を指しておりますが、ここに対してソースと呼ばれる画像やテキスト、カメラ映像などの素材をおいていくことで配信画面を作っていくわけです。
シーンの中にある右上のアイコン(赤部分)をクリックすると、シーントランジション(シーンとシーンを切り替える時のトランジションエフェクト)を選択することができます。
OBSの時は「シーントランジション」は独立したエリアとして表示されていたのですが、ここがシンプルにまとまったという印象です。
②ソース追加のエリアです。
右上の「+」ボタンを押すと、様々な種類のソースを追加することができます。
こんな感じで「Add Source」画面が表示されますので、好きなソースを入れていきます。
各ソースはほとんどOBSと変わりがありません。
テキストを選択すればテキストが、Imageを選択すれば画像が、Video Capture Deviceを選択すればカメラ映像やキャプチャーボードの映像が取得できるなど、感覚に沿ってソースを配置することができます。
OBSとはなりますが、個別ソースについては、こちらの記事でも説明しておりますので参考になるかと思います。
③音声ミキサー部分です。
ここで音量調節を行うことができます。
Audio Mixer 右上の歯車ボタンを押すと、Advanced Audio Propertiesが出現します。
ここでLRバランスやボリューム調整、トラック番号などの設定を行うことができます。
「Audio Monitoring」部分を「Monitor Off」から「Monitor Only」や「Monitor and Output」に変更すると、自分で音声ソースがどのように聞こえているかの音声モニタリングを行うことができます。
PRISM Live Studioの配信設定
続いて配信関連部分です。自分の配信アカウントとPRISM Liveを繋げていきましょう。
My Channelの・・・をクリックして、「Add channels」をクリックします。
追加したい配信プラットフォームを選択します。
連携が完了すると、左上の部分が連携済みのプラットフォームチャンネル名に変更されます。
配信数値の設定については、右下の歯車マークを押します。OBSと同様に、ビットレートなどの設定が行えます。
「Output」項目から、ビットレートやエンコーダなどの設定を行うことができます。
macOSなので、エンコーダはx264、ビットレートは通信環境にもよりますが2,500の初期値で負荷テストを行うところからスタートして見ましょう。
YouTubeへの配信であれば、1080pで4,500~6,000程度のビットレートが推奨値となっています。
YouTube配信への推奨値などは以下の記事を参考にして見てください。
PRISM Live Studioサイドバーの機能
右側にあるサイドバーにも、様々な便利機能が込められています。
お絵描きモード
左側の鉛筆で書いた文字のようなアイコンをクリックすると、お絵描きモードになります。
お絵描きモードでは好きな色や太さのペンでホワイトボードに書き込むように配信メモを書き込むことができます。
赤枠の部分から文字色や太さなどを変更できます。消しゴムボタンもあるので文字を消すこともできます。
この機能は特にウェビナーなど、資料を使用しながら配信する場合に役に立ちそうな機能ですね。
PRISM Sticker
右側のハートマークボタンを押すと、様々なステッカーが表示されます。
追加されたステッカーはソース部分に表示されます。
GIPHY Sticker
右側のステッカーボタンをクリックすると、動く可愛いステッカーが追加されます。
こちらもPRISM Sticker と同様に、ソースに追加されます。
Remote Control
PRISM Liveをスマホでコントロールできる連携部分です。
スマホマークをクリックして、QRコードを読み込みます。アプリの中で「Connect Device」を選択すると遠隔操作できます。
また、PRISM Lensを使用して、美顔フィルタを使用する方法などもあります。
これらのように、OBSには実装されていない様々な機能が実装されているのが非常に嬉しい点です。
まとめ
以上、PRISM Live Studioの基本的な使い方について紹介させていただきました。
当サイトでは、ライブ配信ツールに関する様々な記事を公開しております。良ければ様々な記事や動画をご覧になっていただければ嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。