OBSで指定のウインドウを開いているときに自動でシーンを切り替える「自動シーンスイッチャー」機能の解説
OBS Studioは、ゲーム配信やライブストリーミングの際に非常に便利な多数の機能を持っています。その中でも、特に配信をスムーズに行うための機能の一つに「自動シーンスイッチャー」があります。
この記事では、「自動シーンスイッチャー」の機能と、その使用方法について詳しく解説します。
尚、こちらの記事で紹介している内容は、以下の動画でも説明しておりますので良ければ参考にしてみてください。
表示しているウインドウに応じて自動でシーンを切り替えてくれるOBSの機能「自動シーンスイッチャー」
自動シーンスイッチャーとは
「自動シーンスイッチャー」は、OBS Studioで特定のアプリケーションウィンドウがアクティブになった際に、自動的に指定したシーンに切り替える機能です。
これにより、手動でのシーン切り替えの手間を省き、特定のアクションやアプリの起動をトリガーとしてシーンを自動的に切り替えることができます。
自動シーンスイッチャーの使用方法
自動シーンスイッチャーは、ツールバーから開くことができるOBSの標準機能です。
- OBS Studioのメニューから「ツール」を選び、「自動シーンスイッチャー」をクリックします。
- 「ウィンドウが一致する時にシーンに切り替える」のセクションで、アクティブになった際にシーンを切り替えたいアプリケーションのウィンドウタイトルと、切り替えるシーンを指定します。
「どのウインドウにも一致しない場合」に、どのシーンに遷移するかも選択することができます。
「アクティブウインドウタイトルを確認する間隔」は、シーンスイッチのトリガーとなるウインドウをどのくらい開いていたらシーンを切り替えるか、を選択するためのものです。
上記の例で言えば、LINEを300ms開いている際にシーンスイッチのトリガーとなるということですね。
- 必要に応じて、他の設定も行います。
- 設定が完了したら「開始」をクリックして、自動シーンスイッチャーを有効にします。開始をクリックするまではスイッチャーが作動しないので注意です。
まとめ
以上が自動シーンスイッチャーの説明になります。
OBSの「自動シーンスイッチャー」は、特定のアクションやアプリの起動をトリガーとしてシーンを自動的に切り替える機能であり、配信者が手動でのシーン切り替えの手間を省き、スムーズな配信を実現するのに非常に役立ちます。
適切な設定と活用を行うことで、プロフェッショナルな配信を実現することができます。
OBS Studio自体の基本的な使い方は、以下の動画で説明しておりますのでぜひ参考にしてみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。