OBSで映像を鮮明にする「シャープ」フィルタの使い方
「シャープ」とは、OBSなどの映像編集ソフトウェアで使用されるフィルタの一つで、映像や画像のエッジ(境界線や細部)を際立たせて、視覚的に鮮明に見せる効果を持つものです。
具体的には、エッジ部分のコントラストを強化して、その部分がよりはっきりと見えるようにするのが目的です。
今回の記事で紹介している内容は、以下の動画の中でも一部説明しておりますので、ぜひ参考にしてみてください。
OBSでビデオ通話やウインドウキャプチャの映像を綺麗に写したい場合(シャープ、色補正、スケールフィルタ)
OBSの「シャープ」フィルタとは?
映像や画像を扱う際には、クリアで鮮明な画質が求められることが多いです。
しかし、さまざまな理由で映像がややぼやけてしまったり、細部が見づらくなることがあります。そんなときに役立つのが「シャープ」フィルタです。
シャープの主な効果
- エッジや細部のコントラストを強化し、映像や画像がより鮮明に見えるようにする。
- よりプロフェッショナルな映像を作成する際の補助として活用できる。
- 軽度のぼかしや、カメラのフォーカスが完璧でない場合などに、映像のクオリティを向上させる。
シャープの使い方
- OBSを開き、フィルタをかけるソースを選択して右クリックします。
- ソースの「フィルタ」を選択します。
- ソースのフィルタ画面左下の「+」ボタンをクリックします。ここで「シャープ」フィルタを追加します。
- 「シャープネス」の設定を調整することで、望む鮮明さに仕上げます。
注意点
- 「シャープ」フィルタを過度に使用すると、映像の細かい部分が際立ちすぎて不自然に見えることがあります。適切なレベルでの使用を心掛けましょう。おおよそ0.1~0.3での数値調整がおすすめになっています。
- 各シーンや映像の内容によって最適なシャープのレベルは異なるため、都度調整が必要です。
「シャープ」フィルタは、映像の鮮明さを簡単に向上させるための有効なツールです。
しかし、使用する際はその効果を過度に適用しないように注意し、自然で美しい映像を目指すようにしましょう。
明るさや色味を調節したい場合は、以下の記事を参考にしてみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。