【2023年度最新】OBSでワイプを使用する方法【OBS初心者向け講座】

皆さんこんにちは、ひとみマンです。

テレビ番組などで「ワイプ」として、VTRの端っこにスタジオの映像が流れていたりとか、他の人のカメラ映像の端っこにMCの映像が流れていたりとか・・・

そんな「ワイプ映像」は、実はOBSを使用すると簡単に作成する事ができます。

本日は、OBSでワイプを設定する方法を詳しく説明します。

なお、こちらの記事で紹介している内容は、以下の動画でも確認する事ができますのでよければ参考にしてみてください。

OBSでピクチャインピクチャ(ワイプ)風配信の画面を作成する方法(ウィンドウキャプチャ)【初心者向けOBS講座】

OBSでワイプを作成する方法

手順を追って、OBSにおけるワイプの作成方法を確認していきましょう。

  • OBSを開き、新しいソースを作成:

ソースウィンドウで「+」ボタンをクリックして、主要な映像ソース(例えば「ウィンドウキャプチャ」や「映像キャプチャデバイス」など)を追加します。

  • ワイプとして使用する映像を追加:

同様にソースウィンドウで「+」ボタンをクリックし、ワイプ映像として使用する映像ソースを追加します。

  • ワイプ映像の位置とサイズを調整:

プレビューウィンドウに表示されているワイプ映像をクリックし、ドラッグして位置を調整します。さらに、ワイプ映像のエッジをドラッグしてサイズを調整します。

  • ワイプ映像を丸くする:

1. ワイプ映像ソースを右クリックして「フィルタ」を選択します。
2. 左下の「+」ボタンをクリックして、「イメージ マスク/ブレンド」フィルタを追加します。

3. 以下のような円形の画像を準備します。

4. パスの「参照」から円形画像を選択します。

5. ワイプ映像の順序やその他の設定を必要に応じて調整して完成です。

使用例:ゲーム配信時のワイプの利用

例として、ゲームのプレイ画面をメイン映像として、プレイヤーの顔出し映像をワイプとして使用する場面などが想定できます。

  1. メイン映像としてゲームのプレイ画面を「ウィンドウキャプチャ」や「ゲームキャプチャ」として追加します。
  2. プレイヤーの顔出し映像を「ビデオキャプチャデバイス」として追加し、ワイプとして使用します。
  3. プレイヤーの顔出し映像をプレビューウィンドウの隅に小さく配置し、サイズを調整します。
  4. 顔出し映像を円形にするために、上記の手順で「画像マスク/ブレンド」フィルタを適用します。

これで、ゲームのプレイ画面の一部としてプレイヤーの顔出し映像が円形のワイプとして表示される設定が完成します。

ワイプは配信や動画制作での演出手法の一つとして非常に便利です。OBSを使用すれば、このようなテレビ番組のような演出を簡単に再現することができます。

まとめ

以上、OBSでワイプを作成する方法について紹介させていただきましたが、いかがだったでしょうか。

ワイプは非常に汎用性の高い手法なので、ぜひ、色々なシーンで活用してみてください。

以下の記事では、映像の「ポン出し」についても紹介しておりますので、よければ参考にしてみてください。

【2023年最新】OBSで映像のポン出しを可能にする便利なプラグイン「Downstream Keyer」の使い方を説明します!

みなさんこんにちは、ひとみマンです。 OBSでライブ配信をしている配信者の方から、「この場面でこの映像がポン出しできたら良いのにな・・」と言う悩みをよく耳にします…

最後までお読みいただき、ありがとうございました。