OBS Studio 28.0.2のバグ発生・修正状況まとめ
現在判明しているOBSのバージョン28で起こっている様々なバグの状況について説明していきたいと思います。
何が修正されて、何が修正されてないのかっていうのを分かる範囲で説明していきたいと思います。
紹介する内容は、以下の動画でも紹介しておりますので
動画の方がわかりやすい、という方は参考にしてみてください。
OBS Studio 28.0.2のバグ発生・修正状況まとめ
さて、本題ですがバグ修正されたもの、まだ残っているものそしてどうしたらいいのかっていうテーマでお話をしていきたいんですけど、まず結論から言うと
「Steam版」のOBS Studioをダウンロードすると、一部の「サーバーから強制的に切断されてしまう」といった現象は改善されるようです。
後はOBS Studioのダウングレードです。
以前のバージョン27.4に戻してあげると元に戻るので、バグが気になる方は一旦ダウングレードしましょう。
ダウングレードの方法がわからないという方は以下の動画も参考にしてみてください。
<修正されたバグ>
・YouTubeの配信管理画面がオーバーサイズ
Ver28で上がっていたバグの一つとして「OBS上のYouTube配信管理画面のサイズが大きすぎて、編集した後に閉じるボタンが押せない」というものです。
この問題に対しては、「Dark」テーマを変更すると改善されるという応急処置的な対応しかできていなかったのですが、現在は28.0.2時点で修正されています。
・MacOSでホットキーが設定できない
Macbookで立ち上げたOBSの「設定」から「ホットキー」を設定しようとしても、入力を受け付けないという事象が改善されました。
Macユーザーでホットキーを使用している方にとっては致命的な事象だったので、この修正はありがたいですね。
・マルチビューのウインドウを左クリックするとOBSがクラッシュしてしまうバグが解消された
「OBS has crushed!」のメッセージとともにOBSが強制終了してしまう事象はさまざまなトリガーによって引き起こされますが、一部は改善したそうです。
同様に、「フィルタ」で色合いなどのパラメータをいじった後にそのフィルタを削除するとクラッシュしてしまうという事象についても改善したと報告がなされています。
<修正されていないバグ>
・録画に関するバグ
10分以上の動画をOBS Studio上で録画する際に、音声のみが録画されて映像が真っ黒になってしまったりといったバグは残存しています。
元々OBS Studioの録画機能は使いこなすのが難しいと言われていますが、録画を頻繁に行う方は27へダウングレードするのが良いでしょう。
・NVIDIAのビデオドライバエラー
NVENCのエンコーダを設定した状態で配信開始ボタンを押すと「最新のビデオドライバをインストールしてください」と表示される事象です。
こちらも残存していますが、現在の対処方法としては「NVENC以外のエンコーダを選択する」「NVIDIA公式サイトから最新のビデオドライバをダウンロードして試す」が主流です。
・仮想カメラが使用できない
「OBS Virtual Camera」というWindows用のプラグインをインストールしているOBS Studioにおいて、仮想カメラがうまく使用できないというバグです。
かつてOBS StudionはOBS Virtualカメラをプラグインとしてインストールしない場合は仮想カメラが使用できないという仕様だったのですが、逆にインストールされていると仮想カメラが使えないとなってしまっているようですね。