【2025年度完全版】ライブ配信必須ツール「Stream Deck」の基本操作・OBSとの連携・Marketplace Connect for OBSの使い方などこれ1本でマスター!

この記事では、Stream Deckのダウンロードから基本操作、OBS Studioとの連携方法やMarketplace Connect for OBSの使い方について詳細に解説していきたいと思います。

なお、本日紹介している内容は、こちらの動画でも解説しておりますので良ければこちらも参考にしてみてください。

【2025年度最新】Stream Deckの使い方完全版!ライブ配信やクリエイター必須最強ツールの使い方これ1本でマスター!!

Stream Deckとは

Stream Deckとは、PCに接続して様々な作業を効率化することができるコントローラーデバイスです。

デバイスには液晶ボタンが搭載されており、それぞれのボタンに対して様々なアクションを割り当てることが可能になっています。

これにより、ボタンを押すだけで特定のWEBページを開いたり、特定のアプリケーションを起動させたりなどのショートカットを行うことができます。

このStream Deck同上はライブ配信の分野でも非常に利便性が高く、リアルタイムに操作が必要な配信中に1ボタンで効果音を鳴らしたり画面上にオーバーレイとしてアニメーションを流したりなど、「複雑な操作を手元の1ボタンで実現することができる」便利なデバイスとなっています。

Stream Deckの種類

Stream Deckには種類があり、液晶ディスプレイのボタン数やデザインなどの違いによる様々な製品群があります。

それぞれのデバイスに搭載されているボタン数はあくまでも「一度に表示できるボタン数」であり、ページをめくることでボタン数以上のアクションを設定することが可能なため、標準的な「Stream Deck MK.2」でも十分にその便利な効果を実感できます。

好みのデバイスを購入したら、PCと連携するためのソフト「Stream Deck ソフトウェア」のダウンロード方法を見ていきましょう。

StreamDeckソフトウェアのダウンロード・インストール方法

Stream Deck ソフトウェアは、以下のURLからダウンロードすることができます。

<Stream Deckソフトウェア>

Downloads | Elgato

Download the latest softwares for the Elgato products you love.

Stream Deckのダウンロード部分を押してインストーラーをダウンロードしましょう。

インストーラーを起動したら、セットアップウィザードの指示に従ってセットアップを進めてください。

インストールが完了したら、Stream Deck ソフトウェアを起動しましょう。

Stream Deckの基本操作

StreamDeckアプリを起動すると、以下のように大まかに2つのエリアに分かれています。

左側のエリアはボタンを配置するエリアで、ここで配置したボタンがStream Deckのデバイスにそのまま連携される仕組みになっています。

右側のエリアはボタンを選択するエリアで、ここでどのような動作をボタンに覚えさせるのかという様々な機能を選択することができます。

Stream Deckの基本ボタン機能

Stream Deckに初期で内蔵されているボタンの機能説明です。

タイマー

「継続時間」で指定された秒数をStream Deck上の液晶ボタンで確認・表示できます。

「サウンド」では、カウント終了時に流すサウンドを変更することができます。

明るさ

Stream Deckの液晶ボタンの明るさを変更できます。

明るさは、「アクション」で指定された明るさに変更されます。

スリープ

Stream Deckをスリープ状態に変更します。

オーディオを再生

Stream Deckの目玉機能の一つで、非常に使用頻度が高い項目の一つです。

指定されたオーディオファイルを再生・停止できます。

ファイルはPCに保存されているものを自由に指定することができます。

音量の調節に加え、「フェードイン」などの細かい再生設定もすることができます。

オーディオを停止

指定したオーディオの再生を停止することができます。

Webサイト

指定されたWEBサイトへ1ボタンでアクセスすることができます。

YouTube StudioやXの投稿画面など、使用頻度の高いWEBサイトを登録しておくと時短になり非常に便利です。

ホットキーの切り替え

後述する「ホットキー」機能を2つのキーに順番に割り当てることができる機能です。

アクションボタンを押すと、ホットキー1とホットキー2に割り当てられたキーが交互に入力されます。

ホットキー

キーボードの好きなキーを割り当てることで、アクションボタンを押すとそのキーを押すことができる機能です。

例えば、「0」というホットキーを割り当てると、アクションボタンを押すたびに「0」というキーが入力されます。

OBS Studioなどでホットキーを設定している場合、そのホットキーに割り当てられているキーをStream Deckのアクションボタンに割り当てることで、Stream Deckボタンを押すことでOBSのホットキーを発動させるといったことができるようになります。

開く

指定されたアプリケーションやファイルを開くことができます。

App/ファイルに「ZOOM」「OBS Studio」「Google Chrome」など使用頻度の高いものを設定しておくと便利です。

閉じる

指定されたアプリケーションやファイルを閉じることができます。

テキスト

「テキスト」欄に記載されたテキストを1ボタンで入力することができる機能で、こちらも使用頻度の高い便利な機能の一つになっています。

よく使うフレーズや「ありがとうございます!」などの一般的な文章を登録しておくと、コメントやメールの返信など、場面を問わず便利に使用できます。

また、Stream Deck 6.9のアップデートで従来の「キーボード入力シミュレートモード」の他に「クリップボードから貼り付けモード」が追加されています。

日本語のような2bit文字は「キーボード入力シミュレートモード」だと上手くテキストが反映されないので、定型文などは「クリップボードから貼り付けモード」をご使用ください。

マルチメディア

PC本体の音量を調節したり、流しているメディアトラックの再生や進行を行うことができます。

マルチアクション

マルチアクションでは、1つのボタンに複数のアクションを含めることができます。

例えば、「開く」でLINEを指定し、「Webサイト」でYouTube Studioを登録しておくと、1つのボタンを押すだけでLINEとYouTube Studioの2つを起動することができます。

このマルチアクション機能は非常に便利で、「クリエイティブで使用するサイトをまとめて開く」「効果音を流しながらBGMを流し始める」など非常に応用性の高い項目です。

マルチアクションのスイッチ

マルチアクションのスイッチは、「マルチアクション」を2つ設定し、それぞれのマルチアクションをアクションボタンを押すたびに切り替える仕組みです。

具体的には、上部の「マルチアクション1」と「マルチアクション2」に独立したアクションを設定します。

「マルチアクションのスイッチ」ボタンを押すと、1回目は「マルチアクション1」が作動し、2回目は「マルチアクション2」が作動します。

このように、2種類のマルチアクションを交互に作動させることができるのがマルチアクションのスイッチです。

ランダムアクション

マルチアクションとして複数のアクションを登録することができ、その登録された複数のアクションからランダムで1つのアクションを実行します。

例えば、「テキスト1」「テキスト2」というアクションを2つランダムアクション内に登録しておくと、「ランダムアクション」ボタンを押した際に「テキスト1」「テキスト2」のいずれかのテキストが入力されます。

フォルダを作成

Stream Deckのボタンに階層を作ることができます。

作成したフォルダボタンを押すと、新しいページが作成されます。

例えば、「効果音」というフォルダを作成しておいて、そのフォルダの中に「オーディオを再生」で複数の効果音を配置しておくなどといった使い方が可能です。

プロファイルを切り替え

Stream Deckのボタン配置は「プロファイル」として保存しておくことができ、別のプロファイルを起動すると、全く別のボタン配置を呼び出すことが可能になります。

このアクションを使用すると、好きなプロファイルを切り替えることができます。

前のページ

Stream Deck液晶ボタンを前のページに戻すことができます。

次のページ

Stream Deck液晶ボタンを次のページに進むことができます。

ページ移動

Stream Deckのボタンページについて、好きなページに移動することができます。

ページインジケータ

Stream Deckのボタンページが今何ページ目なのかを示すインジケータを表示することができます。

ソフトウェアの自動検出

音量を保有しているアプリケーションを自動検出し、それぞれの音量を個別に調節することができるアクションボタンです。

「ソフトウェアの自動検出」アクションボタンを押すと、以下のように「PCで起動していて、音量の調整が可能なアプリケーション」がStream Deckのディスプレイ上に表示されます。

それぞれの音量について、音量メーターの上下を押すことで音量を大きくしたり小さくすることができます。

ソフトウェアの手動検出

ソフトウェアの手動検出では、自動検出ですべて検出されたアプリケーションのうち任意のもののみを取り出して検出、液晶モニターに表示させることができます。

入力デバイスのコントロール

マイクなどの外部接続している「音声入力デバイス」をミュートにしたりなどのアクションを行うことができます。

「デバイス」で外部接続しているデバイスを選択し、「アクション」でそのデバイスに対するアクションを設定しましょう。

出力デバイスのコントロール

スピーカーやヘッドフォンなどの外部接続している「音声出力デバイス」をミュートにしたりなどのアクションを行うことができます。

「デバイス」で外部接続しているデバイスを選択し、「アクション」でそのデバイスに対するアクションを設定しましょう。

Stream DeckとOBSの連携方法

Stream Deckはそれ単体でもPC操作を快適にする非常に便利なツールですが、ライブ配信ソフト「OBS Studio」と連携することで、リアルタイムでたくさんの操作が必要なライブ配信におけるパフォーマンスを飛躍的に向上させることができます。

Stream DeckとOBS Studioを連携するためには、OBSのプラグインをインストールする必要があります。

プラグインは、Stream Deck右上のMarketplaceをクリックしましょう。

Marketplaceのプラグインで「OBS Studio」を選択し、インストールしましょう。

インストールが完了したら、OBS Studioを起動します。

上部メニューバーの「ツール」に、「Stream Deck」が追加されていれば連携が完了です。

それでは、プラグインによって追加されるStream Deckのアクション機能を見ていきましょう。

録画

OBS Studioで録画の開始/停止を行うことができます。

録画されたファイルは、OBS Studioで指定されている録画ファイルの保存先に保存されます。

録画ファイルの保存先や録画の細かい設定はOBS設定の「出力」から設定することができます。

録画の一時停止

録画を開始している最中に「この場面の録画は不要だな」と感じた場合、録画を一時停止することができます。

再びボタンを押すと録画が再開されます。

チャプターマーカー

動画編集ソフトなどで目印となる「チャプターマーカー」を任意のタイミングで付与することができます。

ただし、一部の録画フォーマットではチャプターマーカーを付与できない場合があるのでmp4などの一般的なメディアプレイヤーで再生・読み込みができるフォーマットで使用しましょう。

ストリーム

OBS Studioであらかじめ設定された配信先へのライブ配信を開始します。

配信先の設定方法やプラットフォーム別の適切な配信設定などは以下の記事を参考にしていただけますと幸いです。

【2024年度最新】OBS配信におけるプラットフォーム別推奨設定まとめ!

OBS Studioでライブ配信を行う場合には、ビットレートや解像度、FPSなど様々な数値設定を行う必要があります。 この記事では、プラットフォームごとの「推奨値」をまとめ…

仮想カメラ

ZoomやGoogle MeetなどのミーティングツールでOBSのシーンをカメラとして認識できるようになる「仮想カメラ」を起動します。

リプレイバッファ

過去に遡って録画を行うことができる「リプレイバッファ」を開始します。

前提としてリプレイバッファ機能をONにしておく必要があるため、OBS右下の設定から出力で「リプレイバッファ」項目にチェックボックスが入っているか確認しましょう。

リプレイバッファの保存

リプレイバッファが開始されている状況下において、リプレイバッファの録画ファイルを保存することができます。

リプレイバッファの保存先はOBS Studioの録画保存先と同期されます。

シーンコレクション

OBS Studioであらかじめ作成してある「任意のシーンコレクション(=シーンのまとまりをフォルダ分けしてあるもの)」を開くことができます。

プロファイル

OBS Studioであらかじめ作成してある「任意のプロファイル(=ビットレートや配信設定などの設定のまとまりをフォルダ分けしてあるもの)」を開くことができます。

シーン

OBS Studioの任意のシーンへと遷移することができます。

トラブルが起きた際に咄嗟に「しばらくお待ちください」などのフタとなるシーンに移動できるため、リスクヘッジに適しているアクションです。

ソースの可視性

ソースの表示・非表示を切り替えることができます。

こちらも非常に便利な機能で、非表示で配置してあるソースを任意のタイミングで表示できるので、画像やアニメーション・オーバーレイの演出に役立ちます。

オーディオミキサー

マイクやBGMなど、任意のオーディオソースをミュートにしたりなどの切り替えを行うことができます。

メディアソースのコントロール

動画やBGMなど、メディアソースとして追加されているソースの再生や停止などをコントロールすることができます。

「ソース」で指定されたソースに対して、「アクション」の項目を実施します。

スタジオモード

OBSのスタジオモード(=プレビューとプログラムを左右に同時配置し、プレビューで編集ができるモード)」を起動します。

スタジオモードの使い方と注意点については以下の記事で解説しておりますので参考にして下さい。

OBSスタジオモードの使い方と注意点【OBS初心者向け講座】

OBSを使用してライブ配信を行う際、避けては通れないのがこの「スタジオモード」。 本番環境と編集環境を別個に捉えて変数ができるこのスタジオモードは、すべての配信者…

トランジション

スタジオモードになっている場合のみ、プレビューからプログラム(本番環境シーン)へのトランジションを行います。

フィルタ

OBS Studioに内蔵されているエフェクトフィルタを瞬時に適応/解除させることができます。

あらかじめOBSでソースにフィルタをかけておいたものを呼び出すため、前提としてフィルタはOBS側でかけておきましょう。

スクリーンショット

任意のタイミングでスクリーンショットを撮影することができます。

シーントランジション

シーンとシーンが切り替わる際のエフェクト「シーントランジション」を変更することができます。

Stream Deckの主要プラグイン

Stream DeckはOBS Studioとの連携の他にも、様々な主要ツールと連携することが可能です。

YouTube

YouTubeと連携することで、配信の同時視聴者数を表示したり、ライブ配信のコメントに決まったメッセージを一瞬で投稿することができます。

<YouTube Plugin URL>

Stream more, micromanage less. With the YouTube plugin, manage your broadcasts directly from Stream Deck. No more constantly checking dashboards and entering m…

Discord

通話アプリのDiscordと連携することで、音量の調整や瞬間ミュートなど繊細なアクションを一瞬で行えます。

コラボ配信などで相手の音声を調節したりする際に便利です。

<Discord Plugin URL>

Talk and hang out with friends, now from your Stream Deck. Control Discord with six powerful actions. No more messy hotkeys, no more juggling dozens of servers…

Voicemod

ボイスチェンジャーアプリであるVoicemodと連携することで、様々な声質の変化や効果音などを瞬時に流すことができます。

ゲーム実況などで急に声を変えて驚かせたりなど、様々な用途が期待できます。

<Voicemod Plugin URL>

Change your voice in real-time and add sound effects to your stream with Voicemod. With integration for Stream Deck, using our voice changers and soundboards h…

Marketpkace Connect for OBS

Stream Deckには、OBS Studioと連動して「既成のシーンコレクションをOBSに追加する」Marketplace Connect for OBSというプラグインがあります。

このプラグインを使用すると、自力でシーンをデザインすることなく、すでに配信開始やメイン画面、配信終了画面などがデザインされた状態のシーンを丸ごとダウンロードして使用することが可能なため、シーン作成の手間を大幅に削減することができます。

Marketplace Connect for OBSのダウンロード・インストール方法

ますは以下のURLから、「プラグインを取得」を押しましょう。

「ダウンロード」を押してダウンロードします。

ダウンロードしたインストーラを起動すると以下のセットアップウィザードが開くため、指示に従ってインストールを進めていきましょう。

Marketplace Connect for OBSでシーンをOBSに追加する方法

インストールが完了するとMarketplace Connectのアプリケーションが起動します。

「Sign in」を押してアカウントを連携、サインインしましょう。

サインインが完了すると、まだ何もインストールしていないためブランクの画面になります。

「Explore Marketplace」をクリックして、マーケットプレイスに移動しましょう。

マーケットプレイスでは、OBSで使用可能な様々なシーンコレクションが存在しています。

任意のシーンコレクションをクリックし、「Get」から取得しましょう。

取得したシーンコレクションは、Marketplace Connectのライブラリに追加されます。

下向き矢印(ダウンロード)ボタンをクリックして、OBSに対してインポートしていきます。

「Get Started」を押すと初期設定が開始されますので、シーンコレクション名を作成してContinueをクリックします。

カメラとマイクを選択する画面に移行します。

外部接続しているカメラやマイクなどの指定がある場合は選択し、「Continue」をクリックしましょう。

カメラとマイクの選択が完了すると、OBSのシーンがインポートしたシーンコレクションに切り替わります。

わずかこれだけの操作で、ソースやシーンがすでにまとまった状態でシーンコレクションをダウンロードできるため、非常に便利なプラグインとなっています。

1からシーンを作成するのが大変という方に非常におすすめの機能です。

まとめ

以上、Stream Deckの基本的な使い方からOBSとの連携方法、Marketplace Connect for OBSなどの使い方についてまとめて紹介させていただきました。

当サイトでは、他にもOBS Studioを中心としてライブ配信に役立つ様々な記事を公開しております。

OBS Studio自体の基本的な使い方は以下で解説しておりますので、こちらも良ければ参考にしてみて下さい。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。