Doneru(どねる)とは?便利な投げ銭サービスの登録方法・使い方・OBSとの連携を徹底解説!
こちらの記事では、投げ銭サポートツール「Doneru」の使い方や設定方法、OBSとの連携方法などを中心とした使い方について総合的に解説していきます。
Doneruとは?特徴・メリット・デメリットや運営会社は?
Doneruとは、「配信者・クリエイターのためのライブ配信拡張プラットフォーム」です。
配信者は配信プラットフォームの収益化条件を満たしていない場合でも、Doneruを通じて即時に投げ銭が可能なリンクを発行できるという特徴を持っています。
Doneruのメリット
Doneruのメリットは、
- プラットフォーム基準を満たさなくても投げ銭が可能
- 「投げ銭」の還元率が高い
- OBSを通じてライブ配信画面をカスタム可能
といったことが挙げられます。
例えば、YouTubeの投げ銭可能になる条件である「チャンネル登録者数1,000人+総合再生時間4,000時間」に満たない場合でも、視聴者はDoneruを通じて投げ銭を行うことができ、配信者は収益を受け取ることができます。
また、OBSなどのストリーミングツールとDoneruを連携することで、ライブ配信の画面上に投げ銭に関連したアラートボックスやチャットボックスを表示することも可能なツールになっています。
還元率もYouTubeのスーパーチャットなどよりも高くなっており、配信者目線でも視聴者目線でも「高還元で投げ銭」ができる特徴があります。
Doneruのデメリット
デメリットとしては、「投げ銭」を行う際に別のページを経由しなければならないことがユーザーにとって手間になります。
慣れてしまえば簡単な操作なのですが、初回の登録やどねチャージといった操作でつまづかないかがポイントです。
Doneruの運営会社
Doneruの運営会社は「ZEROUM株式会社」です。
ZEROUM株式会社では、Doneru事業以外にもライブ配信メディア「ライブトレンド(https://live.doneru.jp/)」の運営や、ワンリンクでクリエイターやインフルエンサーの魅力を発信するプロフィールビルディングサービス「VIRAL( https://vir.jp/)」の開発・提供なども行っている会社です。
それでは、Doneruの機能や登録方法について解説していきましょう。
Doneruの登録方法
Doneruにアカウント登録を行う方法は、配信者と視聴者で分かれています。
Doneruの登録方法(配信者)
以下のURLから「配信者ログイン」をクリックします。
YouTubeもしくはTwitchのアカウントを用いてログインします。
今回は「YouTubeでログイン」を選択する方法で行います。
Googleアカウントを選択する画面に遷移したので、任意のアカウントを選択します。
「Doneruにログイン」画面に遷移しますので、右下「次へ」を押してログインします。
最後に、「Doneruを信頼できることを確認」ページ右下の「続行」を押せば完了です。
「ようこそ!Doneruへ!」の利用規約確認画面に遷移するので、「同意する」のチェックボックスにチェックを入れて下部「始める」をクリックします。
投げ銭やオリジナルアイテムを売れるサイトのURLである「オリジナルのアドレス」を決めましょう。
ダッシュボードにログインできれば完了です。
続いては「視聴者の登録方法」について確認していきましょう。
Doneruの登録方法(視聴者)
以下のURLから「視聴者ログイン」ボタンをクリックします。
YouTube、Twitch、Xのいずれかのアカウントでログインができます。
今回は、Xのアカウントを用いてログインを行います。
「Doneruにアカウントへのアクセスを許可しますか?」項目が表示されるので、「連携アプリを認証」をクリックしましょう。
連携が完了すると、マイページへログインすることができます。
【配信者向け】Doneruの各種機能設定とOBSの連携方法
ライブ配信ソフトとして非常に幅広く使われている「OBS Studio」へ、Doneruの様々なオーバーレイを作成し連携することができます。
こちらの項目では、
- どねアドレスの設定
- 目標どね金額
- アラートボックス
- チャットボックス
の3つの項目を設定することができます。
それぞれの方法を確認していきましょう。
Doneruの「どねアドレス」をYouTubeの概要欄に連携しよう
Doneru左側の「どね管理」を開くと、右側に「どね設定」の項目を開くことができます。
「どねアドレス」をコピーし、YouTubeなどの概要欄に貼り付けましょう。
視聴者目線では、この「どねアドレス」をクリックすることで投げ銭が可能になります。
目標どね金額の設定・OBS連携方法
目標どね金額を設定するためには、右側のメニューから「目標設定」をクリックし、展開された選択肢の中に表示されている「どね目標」をクリックしましょう。
「目標タイトル」「目標金額」「開始金額」「目標終了日」の4つの項目を入力し、下部水色の「目標を作成する」ボタンをクリックします。
どね目標が作成されますので、OBSへと連携していきます。
上部のオーバーレイアドレスから「Clickするとアドレスが表示されます。」をクリックし、表示されるURLをコピーしましょう。
OBSの下部「ソース」の左下「+」ボタンをクリックし、「ブラウザソース」を選択します。
ブラウザソースのURL部分に、先ほどDoneruでコピーしたアドレスを貼り付けましょう。
OBSのシーン上部に、作成したタイトルや目標金額、残りの日数が表示されるようになりました。
Doneruアラートボックスの設定・OBS連携方法
Doneruでは、配信上で投げ銭がされたりフォローされたりした際に配信画面上に「アラートボックス」を表示することができます。
ダッシュボード左側の「Alert Box」をクリックします。
設定では、「どね通知」「フォロー通知」「サブスク通知」「Raid通知」「Cheer通知」「スパチャ通知」「チャンネル登録」「メンバーシップ」の設定を行うことができます。
基本的なレイアウト構造などは似ているので、「どね通知」を例にして設定方法を見てみましょう。
設定が完了したら、配信画面へ連携するためのアドレスをコピーします。
オーバーレイアドレスの「Clickするとアドレスが表示されます。」の部分をクリックするとアドレスが表示されるので、コピーしましょう。
アドレスをコピーしたら、OBS Studioを開きます。OBSへは「ブラウザ」というソースを使用して連携します。
OBSの下部「ソース」の左下「+」ボタンをクリックし、「ブラウザソース」を選択します。
ブラウザソースのURL部分に、先ほどDoneruでコピーしたアドレスを貼り付けましょう。
OBS上で通知が反映するかを確認するために、「通知テスト」を行うことができます。
DoneruのAlert Box設定画面右上「通知テスト」から、設定したオーバーレイのテストをしてみましょう。
OBS画面上に通知オーバーレイが表示されれば連携完了です。
Doneruチャットボックスの設定・OBS連携方法
Doneruでは、チャットボックスをOBSに連携することができます。
ダッシュボード左側の「Chat Box」をクリックします。
下部の設定項目では、「背景カラー」や「テキストフォント」を変更することができます。
変更した反映は上部のプレビュー画面で確認することができます。
設定が終わったチャットボックスをOBSに連携してみましょう。
オーバーレイアドレスの「Clickするとアドレスが表示されます。」部分をクリックして、アドレスをコピーしましょう。
アドレスをコピーしたら、OBS Studioを開きます。OBSへは「ブラウザ」というソースを使用して連携します。
OBSの下部「ソース」の左下「+」ボタンをクリックし、「ブラウザソース」を選択します。
ブラウザソースのURL部分に、先ほどDoneruでコピーしたアドレスを貼り付けましょう。
OBSにソースが追加されたら、配信上でテストコメントを行ってみましょう。
上部の赤枠で囲まれた部分に、コメントが連携されるようになれば反映完了です。
このようにして、OBSにDoneruのチャットボックスを取り込むことができます。
【視聴者向け】Doneruで投げ銭を行う方法
投げ銭を行うためには、「どねチャージ」を行う必要があります。
視聴者ログインのマイページ右上から「どねチャージ」をクリックしましょう。
「どねをチャージ」画面にて、チャージ金額を入力して下部の「決済へすすむ」をクリックします。
決済方法を選択する画面へ遷移しますので、決済方法を選択して決済を行いましょう。
決済が完了すると、マイページ右上の「どね」が増えているのが確認できます。
どねチャージがされている状態で、Doneruを設定している配信者のリンクをクリックすると、以下のような画面が開きます。
「どね金額」を入力し、下部の「どねをおくる」ボタンをクリックすることで、配信者に投げ銭が送られます。
このようにして、どねを送ることができます。
まとめ
以上、「配信者・クリエイターのためのライブ配信拡張プラットフォーム」であるDoneruについて解説させていただきました。
ライブ配信の画面デザインをサポートするツールはたくさんありますが、「プラットフォームのマネタイズ基準に達していないアカウントに別の方法でマネタイズができる手段を提供する」という点において非常に優秀なツールでしょう。
当サイトでは、他にもライブ配信ソフト「OBS Studio」の使い方をを中心として、様々な記事を公開しております。
OBS Studioの基本的な使い方はこちらの記事にまとまっておりますので、こちらも参考にしてみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。